大好きな新撰組へ◇番外編◆
そして、私が前にお世話になった、門屋に入った
懐かしいな……
何て考えてると、いきなり
むぎゅーっ
と誰かに抱きしめられた
「ぐ、ぐるじぃ……」
私がじたばたすると、その物体は私ら離れた
そして、その物体を見ると
「蓮ちゃん!!」
蓮ちゃんだった
蓮ちゃんは私を見るなり泣き出しそうな顔になった
「お千ちゃん!!いなくなったってきいてウチめっちゃ心配したんよ〜」
すると、近くにいた平助君が頬をプーッと膨らませてこっちにきた
「ちぃ、その子は?」
「この人は、私のお友達の蓮華ちゃんだよ」
すると、平助君はニコッと微笑んだ
「ちぃって、バカで鈍感だけど、すっごい素直で優しい奴だから、よろしくね」
バ、バカって……
私が一人落ち込んでいると、蓮華ちゃんは平助君に微笑んで、一礼をして奥に行ってしまった
すると、平助君は私の手を掴んだ
「ちぃ、行くぞ」
「うん……//」
手を繋ぐのは久々だから、ちょっとてれるな
そして、少し歩くと今日予約している部屋についた