大好きな新撰組へ◇番外編◆
取り合えず腹がへった
もうそろそろ朝の時間だ
うむ
広間にでもいくか
俺は、四本足で地道に広間にむかった
うむ、四本足も悪くない
少しあるくと、前から人が
………あれは……総司か?
総司はやっかいだな
俺は、縁の下に隠れようとしたが、上手く逃げられない
すると、前から……
ドタドタドタドタドタドタ
「君、どうしたの?可愛いなあ」
総司は俺を抱き上げ思いっきり抱き締めた
「ウ…ワン(はなせ)!!」
はなせといったはずなのにワンといってしまう
それにしても、くるしい
「ワン!!ワンワン!!」
いくら言っても話さない
「ん〜可愛いなあ〜そんなに嬉しいんだ」
「ワン!!(嬉しくない)」
総司に抱き締められても嬉しくなどない!
すると、廊下から人が……
「総司!人の部屋の前で騒ぐんじゃねぇ!!」
「クゥン!!(副長)」
俺は、無理やり総司をふりきり、副長のまえに座った