大好きな新撰組へ◇番外編◆
俺は、諦めて広間に行くことにした
地道に四本足でトコトコ歩いていく
いつもより長い道をあるくと、広間が見えた
「ワン(やっとついたか)」
襖を右前足であけ、中にはいり、自分の席にすわった
……………………
さっきから視線がいたい
改めて広間を見回してみると平助、新八、佐之助、そして山南さんにも凝視されていた
「ワン!!(何故そんなにみている)」
「「「うわっ」」」
俺が吠えたのがよほどビックリしたのか、平助、新八、佐之助は息を揃えて驚いていた
驚かすつもりはなかったのだが……