大好きな新撰組へ◇番外編◆


俺は、諦めて広間に行くことにした


地道に四本足でトコトコ歩いていく



いつもより長い道をあるくと、広間が見えた



「ワン(やっとついたか)」



襖を右前足であけ、中にはいり、自分の席にすわった




……………………



さっきから視線がいたい



改めて広間を見回してみると平助、新八、佐之助、そして山南さんにも凝視されていた


「ワン!!(何故そんなにみている)」


「「「うわっ」」」


俺が吠えたのがよほどビックリしたのか、平助、新八、佐之助は息を揃えて驚いていた


驚かすつもりはなかったのだが……



< 33 / 41 >

この作品をシェア

pagetop