大好きな新撰組へ◇番外編◆
◆◇side千奈◆◇
「ふふふぅ〜」
只今、鼻唄をうたいながら洗濯物を干しています
何でこんなにご機嫌かというと…
今日は、昼の巡察で沖田さん率いる一番隊が長州の浪士を大量に捕まえて、今日はご褒美に、幹部だけだけど、ちょっとした宴を行うのです
宴何て久しぶりだから楽しみだな
そんな事もあってか、私はルンルンで洗濯物を干していた
「らんららっらら〜らら〜」
すると、
「ちぃ、ただいま!!」
「きゃっ……平助君?」
急に後ろから抱きしめられた
平助君は今日は、非番なのでさっきまで土方さんに頼まれて、佐之さんと一緒にお使いに行っていた
「んー、土方さんて人使い荒いよなぁ」
私を抱きしめたまま話し出す平助君
このままじゃ、洗濯物が
「平助君…洗濯物が」
すると、平助君は急いで私から離れた
「あっ!!ごめんごめん……つい、体が勝手に…」
すると、後ろから佐之さんが訪れた
「よお、イチャイチャよろしくやってんなぁ」
そんな佐之さんに、頬を膨らます平助君
「佐之さんうっさい!!自分だってお将ちゃんとイチャイチャ…」
「な、なんだと!?お、俺はそんなやましいことは」
「嘘だぁ〜絶対嘘だぁ」
「んだとぉ!?」
そんな感じで佐之さんと平助君は追いかけっこを始めたので、私は洗濯物をかたずけてしまうことにした