大好きな新撰組へ◇番外編◆
それから私は蓮ちゃんと別れて、みんながいる部屋についた
「ちぃ、こっち」
部屋につくと、平助が自分の隣をポンポンたたいた
私は、隣をあけておいてくれてたのがうれしくて
「うんっ」
笑顔で平助君の隣に座った
それから、佐之さんとぱっつぁんはよってばか騒ぎ
斎藤さんは静かにお酌をしてもらっている
土方さんは沢山の芸子さんたちに囲まれていて
沖田さんは近藤さんといっしょに、お店のまえで見つけた猫を持ち込んで、撫でたり抱きしめたりして遊んでいた
私は、平助君の隣でちびちび平助君にお酌をしていた
しばらくこんな感じでいると、佐之さんとぱっつぁんと土方さんは呑みすぎてねてしまい、沖田さんと近藤さんは、お店のひとに、猫を飼ってほしいと交渉にいってしまった
斎藤さんは、依然としてお酌をしてもらっている
平助君はというと
「ちぃ〜もぉいっぱぁい」
酔っています
皆さん酔っていて、唯一酔っていないのは斎藤さんくらい
その時
ふわっ
「きゃっ…平助君?」
突如体が浮いたと思ったら、平助君に抱き上げられていた
そしてそのままふらふら部屋を出ようとする平助君
「ちょ、ちょっと、平助君?どこいくの?」
私の言葉が聞こえて