大好きな新撰組へ◇番外編◆

そして、気がつくと屯所の前にいたんです」



私が話し終えると、ぱっつぁんが私の頭をぽんぽん撫でた


「そらぁ、ちぃの心が綺麗だったからだな」


「いえ……皆のおかげですよ?だって聖神様も皆の思いが城まで伝わったっていってました」



すると、平助君が私を後ろから抱きしめた



「俺が一番願ってたんだからな」


それをきいた佐之さんがすかさず


「ほんとか?平助はずーっと脱け殻見たいに何にも考えないでぼけーっとこんな顔してただろ」


と言って変顔をした


「ばっ!!佐之さんのばか野郎!!そんな顔してねーよ!!」



「してたぞ」


そして、平助君と佐之さんの追いかけっこが始まった



すると、ぱっつぁんがこっちに来て、本当の事を教えてくれた


「平助はな、ちぃがいなくなってから、俺らがいくら話しかけても笑わなかったんだ……でもな?ちぃが来てからこんなに笑うようになった……ちぃは平助にとって、それだけの存在ってことだ」


「/////」



そんなに私を想っててくれたんだ……



私の心は幸せな気持ちで一杯になった



「平助君、大好き」






◆◇end◆◇

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