Poison・Crusher!!
不意に由葵ちゃんと目が合った

ニコッと笑みを返されて





完全ノックアウト





やばいやばい


まさかの鼻血が出てきた



「へ…へんへぇ…」

「え、何があった」


鼻を押さえながら挙手する姿は絶対にみすぼらしいだろうな


「なにも言わないから、保健室へどうぞ」


扉を指差され
強制退場



全員、私に注目してる




やばい





かなり恥ずかしいでしょ




私は渋々
保健室へと続く長い廊下を1人歩いた

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