Poison・Crusher!!
あ、なんかヤバイこと言ったかな…
「君も、あの男目当てで授業を抜け出しているのか」
「へ?あの男?」
なんのこっちゃねん
「知らないのか!?遅れてる女子だ」
なんなんだ、コイツは!!
「なんなんですか、あなたは!さっきからバカにして!」
「妥当な返しをしたつもりだが?」
この野郎…!
「もう、どうでもいいですから、早く教えてください!」
私は半ギレ状態で男の子に問いかけた
「ここ」
指をクイッと右方向に向けた
その先には
"保健室"
と、大きく書いてあった
「目の検査をしに来たのかな?」
私を嘲笑うかのように上から目線で言われた
「ちっげーよ、バカ!!」
バンッと保健室の扉を開け、中へと入った
私は既に城戸先生並みのヤクザと化していた