藍色砂時計








  告白は、刹那から。


『あの、さ……突然で悪いんだけど、
 ……付き合ってくんないかな?』


 
  昼休み、私は刹那に

  体育館裏に呼び出されていた。


  もちろん告白されたことのない

  非モテらいふを送ってきた

  私には、呼び出されたとき

  なんの警戒もせずついてきたわけで。



『え……なんで!?』



『なんでって、何?』












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