藍色砂時計











  人目をはばからずに、

  その涙色の砂時計を

  抱きしめて、道端に崩れ落ちる。



「ふわぁぁぁあぁぁぁあぁんっっ………!!」



  刹那。


  刹那。


  もう一度、逢えるんだ……。

















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