藍色砂時計











「………ん……っ!!!」



  一瞬目も開けてられない程

  砂時計が光った。

  ふ、と目を開いたとき、

  ドクン!と大きく脈を打つ心臓。










「刹、那……?」





「おはよ、葵」





「本当に逢えるんだ!

 嘘、結構嬉しい……!」





「結構ってんだよ。

 かなり喜べよ~」



 








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