終わりは始まり
1章 始まり
ある夏のむし暑い夜
虫の鳴き声と扇風機の音とテレビを見ている家族の笑い声が響く中
1本の電話が家中に鳴り響いた
僕は一人で寝転がっていたので、気付いていたが、面倒だしと知らぬふりをした
すると母が
「ひかりちゃんから電話よぉ」
僕は飛び起きた
そして階段を一段とばしで飛び降りた
受話器をとり、母に「あっちいけ」の合図を送って、一呼吸おき、受話器を耳にあてた
僕「もしもし」
ひかり「もしもしッ!出るの遅いよぉ!!」
僕「あっ……ごめん」
ひかり「ってかヒマでしょ?!今から街の花火大会行こうよッ!!」
僕(そういえば今日は花火大会かぁ……)
ひかり「ねぇ?!行くの?!行かないの?!どっち?!!」
僕「いっ…行きます!!」
ひかり「じゃあ家で待ってるから支度出来たら迎え来てねぇ!!んじゃまたッ!!」
プーップーップーッ
何が何だか分からなかった
でも嬉しかった
虫の鳴き声と扇風機の音とテレビを見ている家族の笑い声が響く中
1本の電話が家中に鳴り響いた
僕は一人で寝転がっていたので、気付いていたが、面倒だしと知らぬふりをした
すると母が
「ひかりちゃんから電話よぉ」
僕は飛び起きた
そして階段を一段とばしで飛び降りた
受話器をとり、母に「あっちいけ」の合図を送って、一呼吸おき、受話器を耳にあてた
僕「もしもし」
ひかり「もしもしッ!出るの遅いよぉ!!」
僕「あっ……ごめん」
ひかり「ってかヒマでしょ?!今から街の花火大会行こうよッ!!」
僕(そういえば今日は花火大会かぁ……)
ひかり「ねぇ?!行くの?!行かないの?!どっち?!!」
僕「いっ…行きます!!」
ひかり「じゃあ家で待ってるから支度出来たら迎え来てねぇ!!んじゃまたッ!!」
プーップーップーッ
何が何だか分からなかった
でも嬉しかった