寂しがり屋には愛情を。

「あーそれと、人肌恋しいとか、寂しくて泣きそうとか、先輩に触りたくてたまらないとか、あとは、あ、セッ…」

「わーーー!!!」



何?!なんなの?!!ホントに何言ってンのあたし?!!!


ベロベロに酔ってたとはいえ言って良いことと悪いことがあんだろあたし!!



「なんだよ、お前が言ったことを復唱してやってるだけじゃねーか。」


「復唱すんな!!てかそんなこと言った覚えないし!!お前、嘘言ってんじゃねーだろうな?!」


「嘘じゃねーよ。失礼な。お前が勝手にぺらぺら話したんだろ。」


「そんなワケッ…う、ウソだー!!」


うわぁーん!!

そんな恥ずかしいこと要に聞かれたって言うの?!


真実?!誠?!

誰か嘘だと言ってくださーい!!



「へぇー。希美がそんなことをねー。」



ニヤリと笑った凌ちゃんサン。


笑った顔を見たのは久しぶりなのに、なんでそんな悪い笑みなんだ。




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