寂しがり屋には愛情を。

へぇーふぅーん とニヤニヤニヤニヤ。


なんだよ!こっち見んな!!



「とりあえず、そーゆーことなんで。

あ、オレは一切手を出してませんから。
あえて言うなら希美が自ら抱きついてきたくらいかな。」



ピシッ


おいおいちょっと。
一瞬で空気が凍ったぞ。


あえて言うなよバカ要!!



「へぇ。そうなんだ。希美が?自ら?なるほどな。よぉーくわかった。よし。要。帰れ。」


えぇぇー!!



「はいはい。帰りますよー。お幸せにーっと。」


「お、ちょっ!か、要?」


「んだよ?オレはこれ以上先輩に睨まれるのはごめんなんでね。じゃーな。」


ガチャッ




…ちょっと、待ってよ!!


今、二人っきりにしないでよ!!



かなめ、come baｰｰｰck!!!