寂しがり屋には愛情を。

「え、てか、なんでこのタイミング？めでたいけどさ？」


武藤くんの冷静な発言に、口を閉じる一同。



「……そうだよ！凌ちゃんさん！！なにもこんな大人数いるところでじゃなくてもいいじゃん！！いや嬉しいけどね？！」


どうせプロポーズされるならもっと場所とかムードとか気にしたかった！



「だって、これでのぞみは完全に俺のもんになったから、こいつらは手ェ出せなくなっただろ？」


「それって、…牽制のため、ってこと？」


「いや！違うぞ？！結婚のことは前々から考えてたんだよ？だたタイミングを見計らってだなぁ…」



「うるさい！考えられん！！普通牽制のためにプロポーズする？！」



「しないでしょうねー。しかも牽制の対象が生徒だなんて。」


そうだろうよ会長くんの言う通りだ！




「え、のぞみ？！じゃあ…結婚してくれないの？？」


「そ、それは…！するけどさ…？」