寂しがり屋には愛情を。
「よし、じゃあ行ってよし。
ちゃんと手当てするんだよー。」
ひらひら手を振って3人と拾われた1人を見送る。
あれ、大丈夫だったかな?
「あんたさ、」
「せ・ん・せ・い!!」
「…のぞみセンセーさ、何がしたいの?」
1人残ったのはやっぱりこいつ。
「うーん…人助け?か?
…てかあたしからすると、あんたが何したいの??
毎回囲まれてるんですけど。」
あれか?Mなのか?
望んでそうなったと言うのか?!
「それは…あいつらが勝手にふっかけてきて勝手に負けてくんだから、オレは悪くない。」
うん。確かに。
てか勝手に負けてくって…。
勝つことは決定事項なんすか。
「今日だって、これ入ってたから来ただけだし。」