大っ嫌い!!


それから、外のベンチに着いた。

おじさんは、そこに腰を下ろすと


「涙くん‥あのな‥」


と、話し始めた‥


なんとなく、予想はつく。

けど、おじさんの話しに耳を傾けた‥


「‥涙くんはまだ若いし、これからの幸せを優先してもらいたい‥。羽架の傍にいたって‥幸せにはなれない‥。羽架だって‥涙くんの幸せを‥‥願ってるはずだ‥」



おじさんは、涙ながらにそう話した。



けど、



俺は‥




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