大っ嫌い!!


そして今日‥


「久しぶりの学校!!」



羽架が復活した。


「同じ学年じゃねぇけどな‥」


俺がそう言うと、

「‥あり?!言ってなかったっけ?」

「‥?」

「あたし、留年免れたんだよ〜」

「はぁぁあぁぁぁあ?!?!?!?!?!」


俺の心配は、なんだったんだ‥


なぜかと問い掛けると、

「『馬鹿なくせに勉強頑張ってたし、最後くらいみんなと一緒に卒業したいだろ?』って、先生が言ってくれたんだよ〜」


とのことだった。



< 170 / 210 >

この作品をシェア

pagetop