大っ嫌い!!


俺が呆れてると、

「ねぇ、今日買いたいものあるんだ〜!!付き合って?」


珍しく、羽架がそう言った。


その頼み方が可愛すぎたから、


――チュッ


チューしてやった。


「んな///ななな何すんのよ〜」

「お前が可愛すぎるのが悪いっ♪ほれ、行くぞ〜!!」

「あ、待ってよ〜!!!」



この寄り道が、これからの人生に関わるなんて‥

俺たちは、知る由もなかった‥



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