大っ嫌い!!
羽架の視線の先には、羽架に似合いそうな綺麗なネックレスがあった。
羽架は、目をキラキラ輝かせながらそれをジッと見ていた。
「それ、欲しいのか?」
「‥へ?いや、別に〜」
「‥ったく、嘘が下手くそだな」
「‥ゔっ‥‥」
「買ってやるよ!」
「‥へ?いや、いーよ!!まじで!!た、高いし?ほら、高いじゃん?だから、いいから!ほんとに!!ね?」
「‥わかったよ」
‥てか、俺‥羽架になんか買ってやったことねぇわ。
‥彼氏失格だろ‥‥。