大っ嫌い!!


「わぁ〜!!ごめんなさい‥って、えぇえぇぇぇえ!!」

急に叫んだ女‥

俺は耳を抑えた。

「‥なに?」

「‥別に‥」

さっきと明らかに違う、低い声‥

「意味わかんねぇ‥」

「・・・」

「なんなの?‥急に叫んでその態度は‥」

「‥‥‥なの!」

「は?」

「大っ嫌いなの!!!」

「はぁ―?」

「あんたみたいなイケメン、大っ嫌いなのよ〜!!」

女はそう言って、屋上を出て行った‥



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