サクラドロップス
-3-
翌日。
アタシはまたしても玄関でイイ匂いのするお弁当を受け取り(中は会社についてのお楽しみって、どこの新婚家庭?)ツバメ・・・改めツバサくんとサクラに『イッテキマス』のご挨拶。
「イッテキマス。今日は金曜だから、昨日みたいに早くは帰ってこれない。多分10時回っちゃうから、先にゴハン食べてていいわ」
んー♪と、サクラと鼻を合わせてキスするアタシ。
「ご主人様、ボクにも可愛いご挨拶は?」
「あ、ある訳ないでしょ!サクラとキスでもしてなさい!!」
可愛い顔で目を閉じて見せるツバサくんに、ぐいぐいとアタシはサクラを押し付ける。
な、何だか今日は昨日より暑いみたいネ。
だいぶ春の陽気かしら・・・
「何あせってんの?ユキさんて、ほんと時々可愛いよネ」
早速サクラとキスをしながら、ツバサくん。
『時々』が気になるケド。
そういうアナタの方こそ可愛いじゃないの。
危うく朝から腰が抜けそうだワ。
「だから!大人をからかわないの!!ね、昨日の夕飯代も、お弁当代もあるからサ、とりあえず一万だけ渡しとくわ。細かいルールは、追々ネ」
シャンと背筋を伸ばして、大人ぶるアタシ。
アタシはまたしても玄関でイイ匂いのするお弁当を受け取り(中は会社についてのお楽しみって、どこの新婚家庭?)ツバメ・・・改めツバサくんとサクラに『イッテキマス』のご挨拶。
「イッテキマス。今日は金曜だから、昨日みたいに早くは帰ってこれない。多分10時回っちゃうから、先にゴハン食べてていいわ」
んー♪と、サクラと鼻を合わせてキスするアタシ。
「ご主人様、ボクにも可愛いご挨拶は?」
「あ、ある訳ないでしょ!サクラとキスでもしてなさい!!」
可愛い顔で目を閉じて見せるツバサくんに、ぐいぐいとアタシはサクラを押し付ける。
な、何だか今日は昨日より暑いみたいネ。
だいぶ春の陽気かしら・・・
「何あせってんの?ユキさんて、ほんと時々可愛いよネ」
早速サクラとキスをしながら、ツバサくん。
『時々』が気になるケド。
そういうアナタの方こそ可愛いじゃないの。
危うく朝から腰が抜けそうだワ。
「だから!大人をからかわないの!!ね、昨日の夕飯代も、お弁当代もあるからサ、とりあえず一万だけ渡しとくわ。細かいルールは、追々ネ」
シャンと背筋を伸ばして、大人ぶるアタシ。