Distance of LOVE☆
来客用の玄関から、来客用のスリッパを履いて音楽室に向かった。
脇にある音楽準備室に入ると、あの…春香ちゃんの従姉妹のコンサートであった中村 麻美さんが。
「あ…こんにちは。
あの…この間は…すみませんでした…」
僕の隣にいる悠月が、麻美さんにそう言ってペコッと頭を下げる。
「いいのよ。
私もね、和之くんに言われたの。
おめでただから、あんまりストレスかけちゃダメよ、って。
私のほうこそ、申し訳なかったわ。」
「いいえ。
……大丈夫です。
あの…私まで図々しく来てしまって、良かったのでしょうか…」
「いいのよいいのよ。
和之くんだけじゃなくて奥さんも一緒に来たほうが、皆喜ぶでしょ。
…だから、気にしないで?それにしても…ホントにいい子ね。
和之くんにはもったいないわ。
とにかく、今日は2人とも、よろしくね。」
こちらこそ。
と言って、和くんスマイルを炸裂させる。
音楽室に案内される。
変わってないなあ…
個室が2つに、DVD等を鑑賞できる大画面テレビ。
無造作に並べられた椅子と譜面台も、あのときのまま。
「わあっ!!
和之さんだ!!
和之先輩、お久しぶりです!!」
「相変わらず、カッコイイですね!!
あれ…?まさか…和之先輩…?その…後ろにいる綺麗な人って…!」
「皆さん、お久しぶりです。
第28代卒業生の、三ノ宮 和之です。」
「皆さん、初めまして。
和之の妻の、三ノ宮 悠月です。
皆さんの素晴らしい演奏を聴きにやって来ました。
ちなみに…来月初めに出産予定です。」
悠月がそう言うと、主にゆづの可愛さを称える声が。
あの…僕…ゲーム会社に勤めていた当時からたまに指導に来ていたよね?
久しぶりの再会とかは…ないんだ…
「今日は、特別にこの2人が指導に来てくれたから、ちゃんと聞くのよ?」
先生の声の後に、よろしくお願いします!!の声。
結構厳しいよ?僕たち。
脇にある音楽準備室に入ると、あの…春香ちゃんの従姉妹のコンサートであった中村 麻美さんが。
「あ…こんにちは。
あの…この間は…すみませんでした…」
僕の隣にいる悠月が、麻美さんにそう言ってペコッと頭を下げる。
「いいのよ。
私もね、和之くんに言われたの。
おめでただから、あんまりストレスかけちゃダメよ、って。
私のほうこそ、申し訳なかったわ。」
「いいえ。
……大丈夫です。
あの…私まで図々しく来てしまって、良かったのでしょうか…」
「いいのよいいのよ。
和之くんだけじゃなくて奥さんも一緒に来たほうが、皆喜ぶでしょ。
…だから、気にしないで?それにしても…ホントにいい子ね。
和之くんにはもったいないわ。
とにかく、今日は2人とも、よろしくね。」
こちらこそ。
と言って、和くんスマイルを炸裂させる。
音楽室に案内される。
変わってないなあ…
個室が2つに、DVD等を鑑賞できる大画面テレビ。
無造作に並べられた椅子と譜面台も、あのときのまま。
「わあっ!!
和之さんだ!!
和之先輩、お久しぶりです!!」
「相変わらず、カッコイイですね!!
あれ…?まさか…和之先輩…?その…後ろにいる綺麗な人って…!」
「皆さん、お久しぶりです。
第28代卒業生の、三ノ宮 和之です。」
「皆さん、初めまして。
和之の妻の、三ノ宮 悠月です。
皆さんの素晴らしい演奏を聴きにやって来ました。
ちなみに…来月初めに出産予定です。」
悠月がそう言うと、主にゆづの可愛さを称える声が。
あの…僕…ゲーム会社に勤めていた当時からたまに指導に来ていたよね?
久しぶりの再会とかは…ないんだ…
「今日は、特別にこの2人が指導に来てくれたから、ちゃんと聞くのよ?」
先生の声の後に、よろしくお願いします!!の声。
結構厳しいよ?僕たち。