Distance of LOVE☆
相変わらずだね。
強がるときみは。
私に電話なんてして来ないでしょ?
そのタイミング、ちゃんと分かってるから。
今日は私から連絡してみるわ。
小鳥たちが朝日とともに来て
日の光が私たちを照らす…
泣きそうな顔して私を見つめては急に頬ふくらまし目を逸らすの。
悪かったよ。って言うと、じゃあ許してあげる。と
ホラ、影をご覧。
一つになっていくよ…


腕の痛みで包丁を使えない。
そんな私を助けてくれるの。
私もやってみてあげたけれど、同じように頬が膨れたの。

微笑んでいる君との時間がこの雰囲気が
僕にとっての大事な宝物だよ。
わざと膨らましている私に、謝る言葉も聞かずに
優しく包み込んだの…


これからはたくさん甘えてくれてもいいよ。
でも私の前でだけよ?

照れ屋さんの君は素直じゃないんだから
何で言わないのかな?
大好き。
その、たった一言を。
たまには言ってほしい。
だって、今日は…
私たちが、
一緒になった日。
2人の愛の花が咲いた日。

アサガオがキレイだよ?
だけど…貴女には負けるな…
また、顔を赤くする君に…
Thankyou。
Loveyou,forever…

「また、顔を赤くする君に~」

のところからは、アカペラで、かけていたメガネを外してから歌った。

もちろん、悠月のほうを向いて。


「和之、ありがとう。
…大好き。」


最高の笑顔で、そう言ってくれた、僕の大事な奥さん。

僕も、大好きですよ。
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