Distance of LOVE☆
「ふえっ…矢吹っ…
貴方まで…藤原みたいになったらどうしてくれるのよバカぁっ!!」
「落ち着けよ姉さん。
あれ、血糊だから。」
ホントに、血糊だったんだ…
あれ?
そういえば…天野 絵美は?
気になって、パトカーの近くに行ってみると、栗沢と男の人が話していた。
「PTSDだ。
おそらく…な。」
「後は心の問題だ。
処置はオレがやる。
何たってプロだしな。」
「栗沢。
久しぶり…だな。
って、もういいのか?」
「ああ、和之。
久しぶり…って、ごめん。祝い金持ってくるのすっかり忘れてた。」
「今、そんな話してる場合かよ…
別に気にしないでいいから。」
「オレの出番はもうないよ。
あのプロのカウンセラーさんに任せておけば大丈夫。あの人、何気に絵美さんの同級生らしいよ?
学生時代の。」
「あ、そう…」
「ったく…オレ、わざわざアメリカから来てやったのに…蓮太郎のヤツ、頼むだけ頼んでアイドル業かよ…」
「すみません、遠藤さん… 後で親父にはオレからよく、注意しておきますから。」
「ふ…さすが、蓮太郎の息子だ。
しっかりしてるな。
麗眞くん…だっけ?
に免じて許してやる。」
それだけを言って、治療に専念し始めた遠藤さん。
「ホラ、相沢!!
ボケっとしてないで、姉さんの様子見に行って来い!!」
シスコンかよ…
ふと、気になって聞いてみた。
「麗眞くん…だっけ?
好きなの?お姉さんのこと。」
「皆に言われる、それ。
シスコンじゃねぇよ!!
姉さんが心配なだけだ!
オレは…好きなヤツいるし。」
なーんだ。
つまんないの。
姉の彩さんはドSで、麗眞くんはドMか…。
姉弟は必ず、正反対なところがあるっていうけど…ホントだね。
貴方まで…藤原みたいになったらどうしてくれるのよバカぁっ!!」
「落ち着けよ姉さん。
あれ、血糊だから。」
ホントに、血糊だったんだ…
あれ?
そういえば…天野 絵美は?
気になって、パトカーの近くに行ってみると、栗沢と男の人が話していた。
「PTSDだ。
おそらく…な。」
「後は心の問題だ。
処置はオレがやる。
何たってプロだしな。」
「栗沢。
久しぶり…だな。
って、もういいのか?」
「ああ、和之。
久しぶり…って、ごめん。祝い金持ってくるのすっかり忘れてた。」
「今、そんな話してる場合かよ…
別に気にしないでいいから。」
「オレの出番はもうないよ。
あのプロのカウンセラーさんに任せておけば大丈夫。あの人、何気に絵美さんの同級生らしいよ?
学生時代の。」
「あ、そう…」
「ったく…オレ、わざわざアメリカから来てやったのに…蓮太郎のヤツ、頼むだけ頼んでアイドル業かよ…」
「すみません、遠藤さん… 後で親父にはオレからよく、注意しておきますから。」
「ふ…さすが、蓮太郎の息子だ。
しっかりしてるな。
麗眞くん…だっけ?
に免じて許してやる。」
それだけを言って、治療に専念し始めた遠藤さん。
「ホラ、相沢!!
ボケっとしてないで、姉さんの様子見に行って来い!!」
シスコンかよ…
ふと、気になって聞いてみた。
「麗眞くん…だっけ?
好きなの?お姉さんのこと。」
「皆に言われる、それ。
シスコンじゃねぇよ!!
姉さんが心配なだけだ!
オレは…好きなヤツいるし。」
なーんだ。
つまんないの。
姉の彩さんはドSで、麗眞くんはドMか…。
姉弟は必ず、正反対なところがあるっていうけど…ホントだね。