Distance of LOVE☆
着くなり、彼女をベッドに押し倒す。


「何?
ゆづがそんな格好してるからですよ?」


ロングスカートとか…逆にそそられるの。

男ってね?
そんなもんだよ?


「可愛いですよ?
ゆづ。
その鳴き方。」


まだ、首筋にアトを付けてあげただけだよ?

なのに…そんな声出すの?


「か…ずっ…」


ヤバい。
可愛すぎる。


「そんなもんじゃ…ないですよね?
ゆづ。
もっと…いい声出せるんじゃないですか?」


「んっ…///」


「さすが、僕の子猫ちゃんですね。
声、もう甘いですよ?」


妊娠前より大きさを増した膨らみに手を触れながら、耳元で言う。


このダブルに、ウチの子猫ちゃんは弱いんですよね。


「やめっ…
かじゅっ…」


どんなお菓子より…ゆづの鳴き声のほうが甘いですよ?


「やめてほしく…ないですよね?
もっと欲しいんでしょ?」


「かじゅ…もっと…いつもみたいなのが…いいっ…」


わかりましたよ。
ほんと…ドMちゃんですね?

さっき手を触れたところに唾を付けていく。


「んっ…!」


「これだけで感じてるんですか。
感度…より高くなりました?」


「うるさっ…」


「口答えはナシですよ?」


そう言って、お仕置き代わりに深く彼女の唇を塞ぐ。


キスだけなのに…彼女のなかの”女”が溢れたのが分かった。


同時に、僕も限界のよう。

抑えが利かない僕の中の”男”が少しずつ溢れてきているのだ。


「かじゅ…早くっ…」


そんなに…”快感”という名の楽園に行きたいんだね?
ゆづがそう望むなら…連れて行ってあげます。


「いい?」


僕の言葉にゆづが頷いたことを確認して、僕とゆづを繋げた。


「かずっ…!」


久しぶりすぎるからかな?
半分まできたところで、ゆづが先に果てた。


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