Distance of LOVE☆
異変
あの…パーティーの日から…
身体がおかしかった。
和にとっては、普通の速度で歩いていたはず。
だけど。
「和っ…
歩くの…速いっ…」
和のそのスピードに…歩幅に…
付いていけなかった。
無理にでも彼の速度に合わせると、
足がもつれて、倒れ込みそうになる。
「大丈夫?
ゆづ…
ごめんね?
ちゃんと悠月に合わせるからさ。」
そう言ってくれる優しい和之。
身体がダルくて…重くて…
かなりゆっくりであろう和之の歩き方に、
付いていくのがやっとだった。
無事にレストランに着く。
結構盛大なバイキング。
「美味しいっ。」
皆が、そう言いながら次々と料理をとっていくけど…
私は、一皿が限界で。
「ゆづ?
具合悪いの?
全然食べてないからさ。」
「うん…
最近、少し食べただけでお腹いっぱいになっちゃうんだよね…
だけど大丈夫だよ?」
和に笑顔を向けると、安心したように去っていった。
これ以上食べられないし、先に部屋に戻っていようかな。
そう思った、ときだった。
食事会場を出てから、近くの柱にもたれ掛かる。
目眩がしたのだ。
「ふふ。
パピーが言ってたとおりの子だね?
悠月ちゃん。
自分を犠牲にしても、他人のことは気にかける。
考えたほうがいいんじゃない?
自分のことも…さ。」
そう言って話しかけてきた人がいた。
「あぁ、安心して?
僕は、パピー…じゃない、和之の仕事仲間だから。
ウィーンでの…ね。」
そうなんだ…
身体がおかしかった。
和にとっては、普通の速度で歩いていたはず。
だけど。
「和っ…
歩くの…速いっ…」
和のそのスピードに…歩幅に…
付いていけなかった。
無理にでも彼の速度に合わせると、
足がもつれて、倒れ込みそうになる。
「大丈夫?
ゆづ…
ごめんね?
ちゃんと悠月に合わせるからさ。」
そう言ってくれる優しい和之。
身体がダルくて…重くて…
かなりゆっくりであろう和之の歩き方に、
付いていくのがやっとだった。
無事にレストランに着く。
結構盛大なバイキング。
「美味しいっ。」
皆が、そう言いながら次々と料理をとっていくけど…
私は、一皿が限界で。
「ゆづ?
具合悪いの?
全然食べてないからさ。」
「うん…
最近、少し食べただけでお腹いっぱいになっちゃうんだよね…
だけど大丈夫だよ?」
和に笑顔を向けると、安心したように去っていった。
これ以上食べられないし、先に部屋に戻っていようかな。
そう思った、ときだった。
食事会場を出てから、近くの柱にもたれ掛かる。
目眩がしたのだ。
「ふふ。
パピーが言ってたとおりの子だね?
悠月ちゃん。
自分を犠牲にしても、他人のことは気にかける。
考えたほうがいいんじゃない?
自分のことも…さ。」
そう言って話しかけてきた人がいた。
「あぁ、安心して?
僕は、パピー…じゃない、和之の仕事仲間だから。
ウィーンでの…ね。」
そうなんだ…