Distance of LOVE☆
「ん…っ…」
目を開けると、真っ白い天井が見えた。
まだズキッと痛むお腹を抑えながらゆっくり横に視線をやると、お母さんがいて…
その目は…涙で濡れている。
「お母さん!?」
「無事…手術出来たわ。」
私から視線を逸らすように目を伏せて、言う。
「じゃあ…いないの…?
お母さんっ…
私と雅志の赤ちゃんっ…」
ゆっくりと頷くお母さん。
「私だって…やりたくなかったわ。
自分の娘の子供の中絶手術なんてっ…」
「お母さっ…」
自分のことみたいに涙を流すお母さんを見て、私も涙が溢れた。
2時間ほど泣いて、泣き疲れて眠ってしまっていたみたいだ。
もうすっかり、夜になっていた。
もう麻酔はすっかり切れていたみたいだった。
「もう。
相変わらず、俺に相談しないで一人で抱え込むんだからさ。
なんのためにTV電話してるのか分からないじゃない。院長から聞いて、すぐ飛んできたよ。」
そう言って…半開きのドアを開けて入ってきたのは…
私の大事な人でした。
「雅志っ…!?」
目を開けると、真っ白い天井が見えた。
まだズキッと痛むお腹を抑えながらゆっくり横に視線をやると、お母さんがいて…
その目は…涙で濡れている。
「お母さん!?」
「無事…手術出来たわ。」
私から視線を逸らすように目を伏せて、言う。
「じゃあ…いないの…?
お母さんっ…
私と雅志の赤ちゃんっ…」
ゆっくりと頷くお母さん。
「私だって…やりたくなかったわ。
自分の娘の子供の中絶手術なんてっ…」
「お母さっ…」
自分のことみたいに涙を流すお母さんを見て、私も涙が溢れた。
2時間ほど泣いて、泣き疲れて眠ってしまっていたみたいだ。
もうすっかり、夜になっていた。
もう麻酔はすっかり切れていたみたいだった。
「もう。
相変わらず、俺に相談しないで一人で抱え込むんだからさ。
なんのためにTV電話してるのか分からないじゃない。院長から聞いて、すぐ飛んできたよ。」
そう言って…半開きのドアを開けて入ってきたのは…
私の大事な人でした。
「雅志っ…!?」