Distance of LOVE☆
そして俺はそれから、
「bunyレコード」
で、音楽プロモーターの仕事をしている。
いつものように、
俺がオススメするアーティストの曲をラジオ局に売り込む仕事に向かっている…最中のこと。
その時は…
突然やってきた。
まだラジオ局にも到着していないときに鳴った…
一本の電話。
部長からだった。
「あ、部長っ…
あのですね、まだ局には着いていなくて…
えっ…?
すみませんっ…」
いつものように、
「売り込みは出来たか?」
という内容の電話かと思ったら、
「三咲くん。
今、病院から連絡があってだね……」
朱音と俺の間に出来た小さな命が、
もうすぐこの世に生を受けるらしい。
俺の代わりに売り込んでくれる代理の社員を派遣したみたいだから、
俺はすぐ病院に向かうことにした。
すぐさま手を上げてタクシーを停めると、
タクシーの運転手に
「出来る限り急いでいただけますか?」
という、大変迷惑なお願いをした。
間に合う………よな?
「bunyレコード」
で、音楽プロモーターの仕事をしている。
いつものように、
俺がオススメするアーティストの曲をラジオ局に売り込む仕事に向かっている…最中のこと。
その時は…
突然やってきた。
まだラジオ局にも到着していないときに鳴った…
一本の電話。
部長からだった。
「あ、部長っ…
あのですね、まだ局には着いていなくて…
えっ…?
すみませんっ…」
いつものように、
「売り込みは出来たか?」
という内容の電話かと思ったら、
「三咲くん。
今、病院から連絡があってだね……」
朱音と俺の間に出来た小さな命が、
もうすぐこの世に生を受けるらしい。
俺の代わりに売り込んでくれる代理の社員を派遣したみたいだから、
俺はすぐ病院に向かうことにした。
すぐさま手を上げてタクシーを停めると、
タクシーの運転手に
「出来る限り急いでいただけますか?」
という、大変迷惑なお願いをした。
間に合う………よな?