Distance of LOVE☆
「ふふ。
ビックリした?
わざと言わなかったの。
…一時帰国するって。」


「ホント、サプライズ好きだよね、和。
あのギターも、ビックリしたもん。」


そりゃ…ね。
世界にただ1人の…
僕の大事な人ですよ?
それくらいはしますよ。


「ってか…悠月。
僕の前だけですよ?
そんな格好出来るの。」


胸元のみベロア素材で、後は黒の総レースワンピ。


胸元のみが、っていうのがまたエロくて、襲いたくなる。


「分かってるって。」


そう言って悠月は、丈の短いボレロを羽織る。


「うん、オッケー。」


僕がそう言うと同時に、ボーイさんが呼びにきた。


「そろそろ…お時間ですので…お部屋までご案内致します。」


そういうボーイさんに付いていった。


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