碧眼の天姫―刀の後継者
「俺は…美琴となら、たとえ世界が滅びて死ぬ事になったっていいよ…」
美琴を愛してるから…
傍にいて死ねるならそれでいい。
『ならば行けばいい。今のお前には娘を守る力があるだろう?』
「ツチノカミ…」
そうだ………
なんの為に手に入れた力だ…
美琴を守る為だ。
「俺は…最後まで諦めない。1%だって諦めない」
美琴の傍にいる為なら何としてもその可能性に縋り付く。
「美琴…だから美琴も諦めないで…」
俺が一緒に戦うから…
孤独になんてさせないから…
もう二度と美琴を一人にはしたくない。
美琴を愛してるから…
傍にいて美琴を守る為に…
俺は刀をとるよ…………