碧眼の天姫―刀の後継者


そして……
彼女は戦いの中で自分の存在が周りの人間を、愛した人間達を危ない目に合わせる事に気付く。


それから………
彼女は人を遠ざけ、自ら孤独の道を選んだ。


どんなに傷付き、どんなに血を流しても決して刀を手放さず握り締めた。


孤独だった彼女……
最期の時も孤独だった。


そして最期まで……
彼女は刀を離さなかった。

孤独でも…彼女には守りたいモノがあったから…


強く在れたのだろう…









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