+ありがとう+





「なぁなんで俺を避けるん「じゃあ…」」




あたしは一也の言葉を過った。
あたしは教室を出ようとすると腕を掴まれた。



「ちょっ…離してよ!」




腕を振った。
一也の手はがっしり掴んでいてほどけなかった。
あたしは諦めて一也の方を向いた途端キスをされた。



「えっ…」




キスは長く感じた。



「やっやめてよ!」





「ごめん…つい…」



あたしはカバンを持って走って教室を出た。


これを見ている人がいたなんて思っても見なかった―…




< 10 / 150 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop