+ありがとう+





「ねぇねん!さっき目あったよね!?あたし貴女と友達になりたかったの!仲良くしよん」




「うん、仲良くしよ。あたし朝比流華って名前なの流華って呼んで!」



「あたしは佳菜絵って呼んでちょうだいねん」




佳菜絵はぶりっこになってきた。
段々馴れてきた人にぶりっこになるみたいだ。




「分かった!佳菜絵ね!




「じゃあまた後で」






佳菜絵と会っていたらあたしはあんなことにはならなかった―…
佳菜絵と会っていなかったら幸せに暮らしてた――――…

ずっと後悔している―……

でも貴方に会っていたからあたしは生きてこられたんだよ――…





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