そばにいてくれたから



「別に襲わないぞ」



礼羅はまるであたしの心の声が聞こえたのか答える。



「襲ってほしいのか?」



礼羅は再び悪魔のような笑いをする。



「嫌です」


「俺親父の部屋で寝るから」


「うん…」



こいつほんとに悪魔だ!




< 108 / 397 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop