そばにいてくれたから



「んでどこ行くの?」


「買い物」


「え?」


「お前の必要なもの買ってやる」


「でもお金…」


「別に平気だ!」



礼羅は封筒を出した。


封筒は分厚かった。



「これでも俺、金はあるんだせ?」



礼羅の笑みが出た。




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