そばにいてくれたから



「あれ?光太郎と高秋は?」


「…買い出し」


「ふーん」



あたしと礼羅は潤希くんの向かい側に座った。


潤希くんは相変わらずあまりしゃべらない。



「潤希、お前少しはしゃべれよ」


「……」



礼羅の言葉にも反応しない。




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