そばにいてくれたから



「お前は俺のこと嫌いなの?」


「え?」



あたしは顔を上げた。


今のって潤希くんだよね?



「嫌いかって聞いているんだ」



潤希くんの口は動いていた。


やっとしゃべってくれたー!!



「んー、嫌いじゃないよ」


「じゃあ好きなのか?」





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