そばにいてくれたから



「来ていない?」


「うん、川口さんなら学校に来てないよ」



すでに5時間目の授業も終わったところだった。


これじゃ今日は来ないのかな…


川口さんの連絡先を知らないし…


どうしよう…



「てかあなたよく川口さんに話そうと思えるわね」


「え?」



川口さんと同じクラスの3人の子たちが嫌そうな顔をした。




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