そばにいてくれたから



「毛布かけてくれてありがと、礼羅」



あたしは言葉を残して礼羅の部屋のドアを閉めた。


その直後物音が聞こえたがあまり気にしなかった。


翌日礼羅は頭を触りながら起きてきた。



「いって~」


「どうしたの?」


「…お前のせいで頭打った」


「は?」




< 280 / 397 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop