そばにいてくれたから



礼羅は女子たちの群れに一歩ずつ近づいてくる。


女子たちは礼羅が近づいていくたびに一歩下がる。



「傷ついてる人間見て、さらに傷つきさせるのかよ」


「あ…」



女子たちは泣いたり腰を抜かしたりした。



「いいか?二度とこんなことするな」



礼羅の声はすごい怒っている。





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