そばにいてくれたから



「辞めるに決まってる」


「……」


「停学開けたら退学届け出そうと思う」


「そうか…」


「って思った」


「え?」



礼羅の動きが止まった。


あたしはテーブルにご飯を運んで座った。



「あたし、学校は辞めないから!」


「有菜…」




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