そばにいてくれたから



「ちょっと!!」



あたしの声に気づいた大人たちは後ろを振り返った。



「あの子…?」


「なんで原田が?停学中なのに…」



大人たちはざわざわし始める。


そして数名の大人たちがあたしのほうに来た。



「あなたが不良を連れ込んだ子ね?」


「そうですけど?」


「これ以上この学校を汚さないでちょうだい、あなた学校を今すぐ辞めなさい」





< 339 / 397 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop