そばにいてくれたから



「でも嫌われてようが嫌われてなかろうがあたしは学校を辞めませんから、あなたたちの子供を見返すために」



すると辺りは静かになった。


先生たちはほっとした顔をする。


お母さんたちも次々と学校から出て行く。


そして騒動はなんとか終わった。


お母さんたちが全員帰宅すると先生たちが来た。



「原田、保護者の皆さんを帰したことは感謝するが…」


「停学延びるんでしょ、停学解けたら川口翔子に連絡ください」


「ちょ…!」



あたしは学校から出て行った。





< 342 / 397 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop