そばにいてくれたから



翔子は微笑んであたしにノートを渡した。



「これ停学中の分!」


「え…」


「クラス違うけど教科は同じだから平気だよね?」


「翔子…」



なんていい人なんだ!


こういうのがいい友達っていうんだよ!!



「ありがとー!!」


「うわ!」



あたしは嬉しすぎて翔子に抱きついた。





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