そばにいてくれたから



「…あほ!潤希のこと好きだけどな、そんな感情じゃないから!!」


「そうなの?」


「なんでそんなこと聞くんだよ?」


「だって礼羅、いつもあたしと潤希くんがいっしょにいるとすぐに『好きなのか?』とか聞くじゃん!」



すると礼羅は「はあ」とため息をついた。


呆れている顔をする。



「有菜って恋愛に関してはバカだな」


「1ヶ月も続かない人に言われたくない」


「黙れ」





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