そばにいてくれたから



礼羅はまだ問題が理解できてなかった。


だからわからなかったりするとすぐに叫ぶ。



「進二さん、防音室でも作ってよ…」


「そんなことに金は使いたくねぇ」



進二さんは「ふう」と煙を吐いた。


てかこのお店あんまりお客さんが来たの見たことないけど経営大丈夫なのかな?



「礼羅、もう一度1年生になれば?」


「うるせぇ、高秋」




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