そばにいてくれたから
礼羅は苛々しながらも問題をとく。
光太郎くんはあたしと高秋くんのいるテーブル席に座った。
「礼羅教えるのはほんとに大変だ」
「お疲れ、光太郎くん」
「ほら、飲み物!」
高秋くんは光太郎くんに飲み物を差し出した。
光太郎くんは飲み物をもらうと半分近く飲んだ。
「でも礼羅ほんとに危ないな…」
「そんなに危ないの?」
「理解してきてるけどちょっと心配だな、特に理系教科は」
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