そばにいてくれたから



「進二さん、よっす」


「おお、礼羅」



出迎えてくれたのは口のまわりにひげがちょこちょこ生えている30か40代くらいの男性。


おっさん見たいだな…



「おい、礼羅その子お前の新しい彼女か?」


「違う、友達だ」



友達…


礼羅にとってあたしは友達なんだ。


「友達」…、そう言ってくれて嬉しかった。





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