そばにいてくれたから



班が決まるとみんな黒板に班の名前を書く。


あたしは誰か誘ってくれるのを立って待っていた。


しかし班はどんどん決まって行き、誰もあたしに声をかけない。


残ったのは5人で組んでる子たちとあたしだけ。



「おい、お前ら原田を入れないのか?」



先生が聞くと5人組の一人が発言した。



「あたしたち原田さん入れるの嫌です」


「え…」





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